松崎小学校6年生 ふるさと学習
昨年、粟島で一緒に城山に登った子ども達。1年で大きくなっていました。
今年は地元詫間町のことを知るために紫雲出山へ。
多くの遺跡が発掘されたことを受け、詫間町考古館にある出土品について
生涯学習課の塩冶さんからお話を聞きました。
当初、矢じりなど弥生時代の戦いに使われたであろうものが出土していましたが、
最近の研究からは愛媛県など、交易で手に入ったものが多く出土したと言われていること。
高校の教科書にも掲載されているほど、有名な遺跡であることを聞きました。
様々な話を聞いた後、紫雲出山頂上へ。
紫陽花ロードを通りながら、学習で使うタブレットを使い撮影。
紫陽花だけでなく、紫雲出山からの瀬戸内海の景色の写真もたくさん撮影していました。
同日に開催された産業政策課の「出張スマホ教室」に参加されている方は、タブレットを活用している子ども達にとても興味を持たれていました。
山頂では奉仕活動として、山頂を管理している横山さんから
風や雨で折れた桜の小枝は土に帰るまでに数年かかるため取り除きたいとの
要望で子ども達が回収しました。
せっかくなので図工の時間に使おうと担任の先生からの提案に子ども達も
俄然気合がはいり、3袋持ち帰りました。
山頂では不要なものも、宝物になることを子ども達は実感していました。
地元である紫雲出山は弥生時代からの長い歴史があり、交通の要所としても活用されていたこと。
現在は観光地として桜や紫陽花と瀬戸内海の多島美を望める素晴らしい場所であることを、現地で確認することができたと思います。
まだまだ知らないことがたくさんある地元の詫間町の歴史と今を知って、自分の町を好きになってもらえたのではないかと思います。